教育を面白くするメディア 「エデュモット」EDUMOTTO

edumotto

edumotto+

YOUは何しに学芸へ? Vol.1 A類英語科

SNSで記事をシェア

今年もいよいよ受験シーズンが近づいてきました。
ラストスパートをかけ始める時期が近づいていますね!
私も、この時期は苦手教科と向き合っては落ち込んでの繰り返しでした(笑)。
東京学芸大学の受験を迷っている、学科選びで悩んでいる受験生にとって少しでもこの記事が役に立ちますように…!
あなたも、学芸大学の未来、そして教育の未来を担う一員になってみませんか?

記念すべき1人目は、A類英語科・がやちゃんです!!

がやちゃん

A類英語選修1年

クラシックギタークラブに所属しています!趣味はYouTubeを観ることとゲームをすることで、最近3DSが自分の中で再ブームに。大学卒業までに、定期圏内の17駅全部で降りて散策してみたいです!

 

学芸大受験~きっかけはedumottoの記事~

学芸大を知ったきっかけを教えてください。

がやちゃん:「教員になりたい」と思い大学を探していたところ、学芸大と出会いました。中学校では、英語が得意だったことから、英語を扱い世界を飛び回るような仕事っていいなと考えていました。しかし、高校で外国語を多く授業で扱う外国語科に進学してから、英語1本でこの先も進む自信がありませんでした。そこから、小・中学校でお世話になった先生を思い出して「教育っていいな」と思うようになりました。そして、高校で勉強していくうちに「言語って異文化学習の扉になるのでは?」と考えるようになりました。大学を探す中で学芸大学が教育において最も権威がある学校の一つであることが分かり、興味を持ちました。いろいろ調べるうちに、公式サイトにあった「せんせいのーと」というコーナーの阿部始子先生の記事を見つけました。記事を読んでみて、先生がおっしゃっていたことと、私がやりたいことが近いと気づいて学芸大で勉強したいと思いました。

阿部先生の記事で印象的だったところはどんなところでしたか?

がやちゃん:「地球市民として生きるという自覚を子どもたちに英語を通じて教えたい」と話されていたことが、とても印象的でした。実は、入試で提出した願書の志望理由に、自分の考えと織り交ぜながら記事を読んで感動したことを書きました。

学校推薦型選抜で学芸大に合格したそうですが、取り組んだことや感想を教えてください。

がやちゃん:学芸大を受験することを決めた高校1年生の時、「推薦があったらいいな」という期待を抱きながら調べていたところでこの学校推薦型選抜を知りました。推薦で出願する上で高校の評定が一定以上必要だったため、推薦が取れるように高校の勉強に力を入れて取り組んでいました。

学校推薦型選抜を受けたことは、私にとってとても良い選択だったと思います。学芸大を選ぶ理由がきちんとあったことや、スピーチコンテストや海外研修など高校生活で頑張った経験があり自分をアピールできたこと、高校のカリキュラムの影響もあり英語を話すことがあまり苦手ではなかったことが理由として挙げられます。

近しい夢を持つ友人との勉強する日々

学芸大に入学して良かった点、また入学しなければ気づけなかった点はありますか?

がやちゃん:良かったと思う点は、自分と近しい夢を持っている人たちとともに勉強ができることです。
入学しなければ気づけなかった点は、一括りに教育といっても、教員以外の道がとてもたくさんあるということです。
やはり、教育が共通のベースとしてある人たちに触れながらも、違う道が見えたことがすごく良かったと思っています。教育の魅力の多様さや可能性の広さを知ることができることは学芸大の魅力ですね。

英語科の魅力はどんなところですか?

がやちゃん:A類もB類も15人程度の少人数の学科でとても仲が良いです。高校までのクラスみたいな感覚で、同じ授業を受けています。他大学では100人を超えるような大規模な学科がある中、小さいコミュニティで関わりを持てることが魅力です。授業については、1年次は英会話や読解が多いです。教員志望の学生が多いので、英文を読んでいても教育の話が自然に出てきておもしろいです。自立しているなと思う人が多く、それぞれ将来目指すものをはっきり持っていて、刺激になります。

「学芸大生は真面目」、実際どうですか?

がやちゃん:私個人の意見になりますが、私の同級生は「王道の真面目」の人が多いと感じます。一口に真面目といってもいろいろありますよね。それぞれうまくサークルや団体など他の活動もやりながら、勉強については真面目に取り組んでいるイメージです。

「教える」という視点で「英語」を学ぶ

特に印象に残っている授業はありますか?

がやちゃん:「英語読解」という授業です。映画の脚本、小説や新聞記事、文学の批評論文など英語の論文をみんなで読み、その内容について話し合います。授業の中で、文章の内容をどうしたら学校教育と結びつけられるんだろうとか、今まで受けてきた英語の授業と照らし合わせながら、もっとこういう工夫ができたのではないかといった話が挙がることもありました。特に高校までの英語は、文法や読解など机に向かう時間が多かったです。もちろんそういう時間も大事ですが、話すという実践的な授業も大切だと思います。小学生にはどのようなバランスで教えるのが最適なのかなど、英語を初めて習う人の視点に立って議論したことが記憶に残っています。

必修の授業で印象に残っている学びはありますか?

がやちゃん:1年次の「教育組織論」です。先生の「うまくいったら子どものおかげで、うまくいかなかったら先生のせい」という言葉が印象的でした。うまくいったことは子どもたちのおかげだ、という発想が新鮮でしたし、そういう思いで子どもと接していく必要があるんだなと思いました。教員を目指す中で、心に刺さりました。

春学期を終えてみて、進路に対する考え方に変化はありましたか?

がやちゃん:このまま教員を目指していきたいです。ですが、多くが公務員や民間企業に就職をするE類の人たちとお話する機会があり、自分の将来の見方は狭かったと感じました。これまで教員一本で考えてきましたが、勉強していく中で私がやりたいことではないかもしれない、向いてないかもしれない、と立ち止まる瞬間があるかもしれません。その時には、また別の選択肢も視野に入れていけたら良いなと思っています。
教員になるための授業を履修していますが、教育はどのような場でも役に立つ “価値あるもの”だと考えています。私は、教員にならなかったとしても教育には携わっていきたいです。

受験を控える高校生に向けてアドバイスをお願いします!

がやちゃん:受験生の方は、これからどんどん詰めていく時期だと思います。私はとにかく傾向と対策を行いました。過去問をひたすら解いて、問題のくせを理解しながら、どうしたら一番よく解けるか、自分なりのやり方を見つけて対策していくと良いと思います。学校推薦型選抜も一般選抜も学芸大の英語の試験では独特な問題が出ていますが、この対策ができると自信をもって受験できると思います。

受験生ではない方は、高校生活で取り組むことを誰よりも頑張ることを意識すると良いのではないかと思います。私が高校のときに行った活動は特別なことではなく、学校でみんなが経験するイベントでしたが、誰よりも頑張ろうと思って取り組んでいました。今はコロナもあって活動が制限されてしまうこともあると思いますが、自分がどう頑張りたいか、そこをしっかりと向き合うことが必要なのかなと思っています。

がやちゃんの学芸大での一日

編集後記

今回は、A類英語科のがやちゃんから学芸大を選択した過程や大学生活について聞いてきました。早くから学芸大を知り、受験を目指したがやちゃんならではの視点で、学芸大での学びの魅力、同じ志を持つ仲間との出会いやその中での気づきについて、お話してくれました。受験生の皆さんは受験期で大切にしたいことや、大学での学生生活のイメージを持っていただけたでしょうか。がやちゃんからのエールがこの記事を読んだみなさんにも伝わることを願っています。

取材・編集/徳田美妃、松永裕香、松田千皓、大島菜々子、澁澤唯奈
イラスト/津波古薫