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3年ぶり対面開催!小金井祭要点解説【小金井祭×edumotto特別企画2022】

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東京学芸大学の学園祭である「小金井祭」もいよいよ目前。edumottoでは【小金井祭×edumotto特別企画】と題して小金井祭について総力特集します。

前編では、小金井祭を運営している小金井祭実行委員会の学生との座談会の様子をご紹介しました。3年ぶりの対面開催に不安や緊張を抱えつつも、来場者に楽しんでもらえる小金井祭を目指して準備を進める実行委員会の様子が伝わったのではないでしょうか?

いよいよ目前!実行委員が語る小金井祭【小金井祭×edumotto特別企画】

後編では、小金井祭に行くなら知っておきたい情報をご紹介!実行委員会のメンバーの生の声を交えてお送りします。

第70回小金井祭のテーマは「富學百藝」

『富學百藝』とは、葛飾北斎の作品である「富嶽百景」に「學藝」の2文字をいれた造語です。実行委員長の荒木さんは、「いくつかの候補のなかから選び、去年の年明けにはすでに決まっていました」と話します。小金井祭が「學」びに「富」み、「百」以上の「藝」が飛び交う場になってほしいという思いが込められています。

キーワードは「子ども」と「地域」

“来場者に子どもや地域の方が多い”というのも小金井祭の特徴です。学芸大学には、子どもと関わるサークルが数多くあります。そのような団体はもちろんのこと、そうでない団体も小金井祭当日は、子どもをターゲットにした楽しい企画をたくさん用意しています。

小金井祭マスコットキャラクター『もえた』

高校生のときに小金井祭に来たことがある実行委員の荒木さんと高橋さん。当時の印象を聞くと、「子どもが多いなという印象を持ちました。ウッドデッキはたくさんの子どもであふれていて、子どものための学園祭といっても過言ではない雰囲気でした。そして、模擬店で販売している食べ物が非常に安かったです(笑)」(高橋さん)と話してくれました。

幅広い世代が楽しみながら学べる企画が目白押し!

小金井祭の企画は、①テント、②教室、③ステージ、④その他の施設の4ヵ所に分かれています。今年の参加団体は計57団体!!パフォーマンスや展示、販売、体験会など、各団体が工夫を凝らした魅力たっぷりの企画が盛りだくさん。他にも、研究室団体による研究発表やディスカッションも用意されています。

ここからは、小金井祭実行委員がおすすめする本部企画をいくつか紹介していきます!

美術科の学生が作成したポスター

学芸クエスト

子ども向けの企画!体調の悪いもえた(小金井祭実行委員会のキャラクター)を助けるために3つのミニゲーム(宝探し、射的、的当て)に参加。もえたの体内にいるウイルスをやっつけて、もえたを救い出そう!

「学芸大学の学童ボランティアサークルに参加している子どもたちに協力してもらい、テストリハーサルも行っています。一緒に楽しみましょう!」(荻島さん)

モザイクアート

全来場者が参加できる企画!折り紙を貼り合わせることで1枚の大きな絵を完成させます。

「小金井祭に来た記念として、老若男女問わず、一緒に折り紙を折って、かわいらしいイラストを完成させましょう!」(荻島さん)

教員講演

研究内容を中心とした講演をしていただきます。講演をしてくださるのはこちらの3名!

大森直樹先生学校の時間割をどうするか
(こちらの記事もご覧ください「せんせいのーとvol.5」

佐藤尚毅先生天気図で学ぶ冬の天気と気候変動

小西公大先生:「〈変〉であることが最大の武器!?:変人類学入門
(こちらの記事もご覧ください「せんせいのーとvol.1」

 「楽しめる企画が多い小金井祭ですが、学びを深めに来るのもよいのではないでしょうか?大学の授業の雰囲気を味わっていただけると思います!」(荒木さん)

学科クイズラリー

各学科が作成したクイズに挑戦する企画。学芸大学は教育学部のみの単科大学ではありますが、そのなかにさまざまな専攻があります。教育という共通の視点を持ちながらそれぞれの興味・関心に応じた学びを深めることができます。そんな特色を生かした、学芸大学の魅力が存分につまったクイズラリー。

「各学科、高校生も楽しめるようなクイズを作ってくださっているので、中高生にもおすすめな企画です!」(大磯さん)

当日はもえたも登場予定。ぜひ探してみてください!

そして、小金井祭の魅力は企画だけではありません。当日、販売するパンフレットにも、楽しめるような工夫が盛りだくさん。パンフレット片手に学芸大学のキャンパスを散策してみてはいかがでしょうか?

編集後記

3年ぶりの対面開催となる小金井祭。そして、1年前から準備を進めている小金井祭実行委員会。実行委員会のみなさんとの座談会を通して感じたのは、前例がないなかで準備を進める不安と緊張。そして何よりも、来場者に楽しんでいただける小金井祭を作り上げていこうという熱い思い。たくさんの人のワクワクとドキドキがつまった小金井祭をぜひ肌で感じてほしいなと思います。

私たちも取材を通して、小金井祭がより一層楽しみになりました。一緒に当日を楽しみましょう!

 


小金井祭のご案内
2022年度 第70回小金井祭 webサイト

日時 
11月5日(土):15:00-19:00
11月6日(日), 7日(月):9:00-13:00, 15:00-19:00

※来場される際は、事前登録を忘れずにお願いします!!

場所
東京学芸大学小金井キャンパス(〒184-8501 東京都小金井市貫井北町4-1-1)

SNSアカウント
小金井祭公式Twitter
小金井祭公式Instagram

 

取材・編集/飯島風音、石川智治、入戸野舞耶
取材協力/小金井祭実行委員会