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身近な疑問を聞いてみた♪ KOGANEISAI INTERVIEW【小金井祭×edumotto 2023】

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edumottoでは、昨年度に引き続き小金井祭にて来場者アンケートを実施しました。小金井祭記事第三弾は当日実施した来場者アンケートの結果発表です!一体どのような結果になったのでしょうか?

小金井祭インタビューを振り返る

みなさんは何色のランドセルを使っていましたか?本当に欲しかった色は同じですか、違う色でしたか?

実際に使っていたランドセルの色と、欲しかった色を、男性・女性、小学生から一般まで世代別に分けたシートにカラーシールを貼ってもらったアンケートの結果画像

2022年に掲載した「“好きな色”を選ぶことができる社会へ」は1年以上たった今でも人気のある記事です。そこから着想を得て「ランドセルも本当は違う色が良かった」と感じている人は一体どのくらいいるのか、来場者のみなさんに対面でインタビューを行いました。

実際に使っていた色は性別ごとに“女性をイメージする色(桃色、赤色など)”“男性をイメージする色(青色、黒色など)が多いのに対し、欲しかった色は、必ずしもそれに従っていないことがわかります。女性が使っているランドセルの色は赤が多く、水色やピンクもちらほらみられます。実際に欲しかった色には緑をあげる方もいました。男性が使っていたのは青か黒。暖色と答えた方はいませんでした。一方大学生からは赤やピンク、黄色が欲しかったとの声もあり、幼稚園生の男の子は赤色が欲しいと答えてくれました。注目点は女性より男性は、欲しかった色と使っていた色が一致していた点です。たしかに、男性でもさまざまな色を欲しかったものの、比較的青や黒と使っていた色を答える方が多かったです。

近年教師の業務量の増加が指摘されています。授業外や祝日に行われる部活動は教員が担当すべきでしょうか、外部講師に委ねるべきでしょうか?それとも廃止するべきでしょうか?

部活動の担当は教員がいい?外部講師がいい?廃止がいい?大学生対象にとったアンケート結果画像

この調査では学芸大生を対象に行いました。1,2年生と比べ3,4年生の回答は少なかったものの、部活動の担当者は誰にすべきかという質問に対して、教員が担当すべきと回答する人が少なく、学年が上がるにつれ外部講師が担当すべきという意見が増えています。学年が上がるにつれ現場の負担を理解している学生が多くなっているのでしょう。

教員が担当すべきと考えた理由は、「トラブルが発生したときに教員なら総合的に把握することができる」と、部活動以外でも関わっている教員の特性を挙げていました。一方外部講師が担当すべきと答えた人は、「教員は学級経営や校務分掌といった、他にやることが多い」と、近年問題になっている教員の負担を憂慮していました。そこで折衷案として「外部講師と教員が連携して部活動を担当すべき」と提案する人もいました。今後の部活動の在り方について、みなさんで議論をしていくことが重要です。

あなたが最も強く、授業に求める要素は何ですか?

授業に求めるものは?「わかりやすい」「たのしい」「やくにたつ」それぞれを小学生、中高生、大学生、一般で区別したアンケート結果の画像

「たのしい」には年齢にかかわらず多くの票が集まりました。その中で、大学生、そして一般の方へと年齢が上がると「わかりやすい」や「やくにたつ」の割合も上がっていることが印象的でした。

選んだ要素を求める理由を聞いたところ、「わかりやすいから授業が楽しくなる」、「楽しい授業だから理解が深まってわかりやすくなる」という対照的な意見がありました。
授業において、「たのしい」こと、「わかりやすい」こと、「やくにたつ」ことは相互に関係しあっていると考えられます。この質問を制作した当初は選択肢をそれぞれ別々ととらえていたものの、今回のアンケートで3つが相互に関連していることに気付けました。

 

編集後記

幅広い世代の方に答えていただき、各世代での教育の風潮の違いを実感することができました。その違いが、子ども世代と親世代の認識や考え方の違いにもつながっているのかな、と新たな視点を発見できました。初めての小金井祭でしたが、たくさんの方とコミュニケーションをとることができ、貴重で楽しい経験になりました。

小金井祭実行委員会へのインタビュー記事はこちら!

来場者1万人を超えた小金井祭への軌跡【小金井祭×edumotto 2023】

 

 

取材・編集/石橋花雪、久慈浩聖、山内優依