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来場者1万人を超えた小金井祭への軌跡【小金井祭×edumotto 2023】

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2023年11月3日から5日にかけて3日間で開催された東京学芸大学の学園祭「小金井祭」。私たちは一昨年に引き続き【小金井祭×edumotto特別企画】と題して、小金井祭を支えてきた小金井祭実行委員会の皆さんにインタビューをしました。小金井祭の準備の裏側から当日の様子まで詰まっているので、ぜひご覧ください!

~小金井祭って?~

毎年11月に開催される東京学芸大学の学園祭。「教育大学としての特色を生かし、地域の方々や子どもたちに楽しんでもらえる学園祭」を目指しています。学芸大学の自然あふれるキャンパスで、老若男女問わずさまざまな方が楽しめる内容もりだくさんの学園祭です。

2022年のインタビュー記事はこちら! 
いよいよ目前!実行委員が語る小金井祭【小金井祭×edumotto特別企画2022】

小金井祭当日を思い返して

大磯佳苗さん

B類理科2年 事務局長

白川來未さん

C類特別支援教育2年 広報局長

山本悠流さん

B類理科1年 本部企画(実行委員会主導の企画)グルメグランプリのリーダー

高橋鈴さん

A類学校教育1年 本部企画(実行委員会主導の企画)他大学連携のリーダー

はじめに、小金井祭を振り返ってみて、どうでしたか?

白川さん:私は広報を総括していたので、今年は来場者1万人突破を目標に広報活動を行った結果、1万人を超えることができていて良かったです。

大磯さん:私は、小金井祭で出店や企画をする参加団体さんと関わることが多かったのですが、当日、皆さんがテントやステージにいる様子を見て、とても嬉しかったです。たくさんのお客さんが来場して楽しそうにしていらっしゃる姿を見た時には、涙が出そうになりました。

小金井祭で特に、印象に残っていることを教えてください!

白川さん:今年は4年ぶりに食品販売を再開したのですが、食中毒などの問題が無く、全員が無事に終えられたこと、これが本当に大切で、自分の印象に残りました。

山本さん:私は、食品販売をしていたテントの近くでお客さんと接する機会が多かったのですが、小さい子どもからお年寄りの方まで来てくださっていて、お客さんの層がとても広いなと感じました。

準備期間に大変だったことはなんですか?

大磯さん:食品販売を実施するかどうかを考えることが何より大変でした。小金井祭の方針を決めるのは実は2月なんです。2月の時点でまだ新型コロナウイルス感染症(以下:コロナ)は5類になっていませんでしたし、パンデミックの可能性などもある中、大学と交渉を続け、食品販売エリアを作るという形に落ち着きました。

コロナ前の小金井祭はウッドデッキや講義棟の手前側にずらっとテントが並びます。今年に関しては食品をなんとか成功させて来年に繋げたいという思いがあったので、どのような点に気を付けるか、物品を貸してくださる企業さんとの連携や保健所の食品チェックなどをとても頑張りました。

高橋さん:私は本部企画の他大学連携という企画をしていました。この企画は2つのイベントで構成させていて、一つ目は「東京学祭めぐり」です。いろいろな大学の学園祭でスタンプを集めて景品を交換しようというイベントで、合計で14の大学の学祭と連携を取りました。

もう一つは小金井祭のステージで実施したトークショーです。他の大学の学生さん4名をお呼びし、各大学の特色をはじめ、学園祭実行委員会や学園祭の特徴などを話してもらいました。。実はどちらも何もない状態から始まったんです。無の状態からアイデアを出し合うことは楽しかったのですが、いざ行動に移そうとなったら具体的なやり方も分かりませんでした。トークショーの方は本当に人が集まらずギリギリの段階まで声掛けをしました。当日までの打ち合わせやリハーサルが十分に出来ていない状態で不安もあったのですが、来てくださった皆さんがとても笑顔で話してくれたり、面白い発言をしてくれたりして、本当に救われました。

実行委員会の内側に迫る!

1年生の二人は、なぜ実行委員会に入ろうと思ったのですか?

高橋さん:私は本当にお祭りが好きで、高校の時にはコロナ禍で文化祭ができなくなったため、学校に直談判してオンラインの文化祭を実施させてもらったこともありました。高校の経験を経て、実行委員会に入ってみたところ、ここにはイベントが好きでしかも経験ある人が集まっていたので、できることの可能性が広くてとても楽しかったです。

山本さん:自分もお祭りが好きでしたし、4月に実行委員会募集の説明会へ行ったら先輩方がとても優しく明るくて、雰囲気が凄く良かったことが大きな理由になりました。入ってみると、委員長が「自分の得意なところで輝ける」のを目標に掲げていて、いっぱい作業する人もいれば事務仕事を頑張る人、事前準備にはあまり関われないけど当日の運営に全力を注いでくれる人などそれぞれが十人十色の関わり方をしていました。頑張り方がさまざまあることも、実行委員会の魅力の一つだと感じています。

2年生の二人にとって、実行委員会の魅力はどういったところにありますか?

大磯さん:何かを一生懸命やりたいという思いのある人が集っているところです!何かを頑張っている人って可愛いしカッコいいなと感じています。目標に向かって頑張っている実行委員会のメンバーはみんな輝いていて、出会えてよかったと思う人ばかりです。色んな人、そして色んな人の持つ考え方は私にとって、本当に宝物です。

白川さん:頑張ってよかったと思える時間を体感できることです。私は、小金井祭の数日前にテントが建つ予定の道路に立って、ビフォーアフターの写真を撮っていました。当日にテントがずらっと並んでいる姿は本当に爽快で、 それを見た時の景色と感情がずっと心に残っています。 

思いが溢れるほど詰まった実行委員会さんが辿る1年間を、簡単に教えてください!

白川さん:活動の始まりは去年の小金井祭まで遡ります。それが終わってすぐ、委員長など今年の人事を決めていきます。 年を越えると引き継ぎをしつつ、方針を決めていきます。「今年の小金井祭はどういった目標で何をやるのか」ということを、大学と協議していくのです。食品販売をやるか、どの門やどんな施設を開けるか、先程話にあったコロナ対策についても全て、2月には固める必要がありました。

2月に半年以上先のことを想像して行動することは、本当に大変ですよね。

白川さん:はい。特にコロナの状況は分からず、難しかったです。昨年導入したチケットの予約制も、コロナ拡大の可能性を考え、念のため今年も続けることにしました。新年度になったら新歓をしながら、参加団体の募集を開始します。ここからはノンストップで参加団体とやり取りをしていきます。4月に動き出したのでは団体さんが間に合わないからこそ、それまでに小金井祭の構想を整える必要があります。

 夏休みは装飾物を作ったり、本部企画を考えたりします。夏休みが終わったらすぐに本番が来るので、実際に作らなければいけない投票板やビンゴの板などをひたすら作っていくのですが、後半になると全員焦り始るのが常です。夏休みが明けてテントの設置場所に印を貼ったり、自転車を撤去したりしているとあっという間に当日が訪れます。

それではもう次回の小金井祭へ向けて、動き出しているのですね!次回の小金井祭を引っ張っていく1年生のお2人、来年度へ向けて最後に一言、お願いします!

高橋さん:実行委員会は顔を付き合わせて、一緒に課題解決していくことが沢山あって、お互いを高めあい、尊敬しあいながら頑張っていく組織です。運営している自分たちの成長も強く感じる活動なので、ぜひ多くの新1年生に入って欲しいです。

山本さん:来年の小金井祭をよりよくできる自信は間違いなくあるので、今年以上に楽しむぞという気持ちで、ぜひ次の小金井祭を楽しみにしていただけたらなと思います!

編集後記

私たちも今年の小金井祭を一学生として経験し、とても楽しい思い出を作ることが出来ました。そしてその裏側に、小金井祭実行委員会さんの努力の積み重ねがあることを実感しました。実行委員会さんの次の1年間はもう始まっています。来年の小金井祭が待ち遠しいですね。これからもedumottoは小金井祭を応援し続けます!

小金井祭公式X(Twitter)
小金井祭公式Instagram

取材・編集/石川智治・田中美結