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2021年11月1日、「大学・学部選びのための動画サイト 東進TV」の取材班が東京学芸大学に来てくれました。東進TVとは、主に高校1、2年生に向けて、大学・学部選びの参考になるように大学紹介をしている動画サイトです。この記事では取材中の様子、また、動画に出演した学芸大生、東進TVのスタッフのインタビューをお届けします。動画では見られなかったみなさんの素顔が見られるかも…!!
edumottoメンバーが撮影現場に密着取材しました。東進TV撮影現場の一日をお伝えします!
10:30~ 撮影の前にスタッフと打ち合わせ。
どのように撮影を進めていくのか、学芸大学の担当者、東進TVのスタッフ、リポーターのみんなで確認していました。
11:00~ 倉持伸江先生へのインタビュー。
ピンマイクを付け、本格的な撮影、といった様子でした!インタビューの後には学生たちとのゼミが行われ、倉持先生が見回りながら、明るい雰囲気でのグループワークが撮影されていました。
12:30~ 出演者でありedumottoメンバーでもある徳田美妃さん(B類音楽専攻)へのインタビュー。
存在感のあるオブジェの前で撮影が行われました。
13:00~ 小森史香さん(E類多文化共生教育コース)へのインタビュー。
学芸大学の人気スポット、ウッドデッキでの撮影でした。
13:30~ 学生リポーターである玉野日向子さん(E類表現教育コース)と大財英寿さん(B類英語専攻)の撮影。
東進TVのマイクを持って、オープニングなどを撮影していました。
撮影の合間に二人にお話しを伺うと、「学芸大学の魅力は東京にあること。また、さまざまな価値観を持った人たちと関われることです」と語ってくれました。
学芸大学で得た教育についての知識や技能を、卒業後の進路に向けて積極的に活用していくそうです。とても美声なお二人でした!
東進TVマイクを持って撮影にのぞむ玉野さん(左側)と大財さん(右側)
14:30~ 大村龍太郎先生へのインタビューと講義シーンの撮影。
リニューアルした附属図書館に設置されているアクティブラーニングセンターで行われました。この教室の壁はホワイトボードになっていて、直接文字を書けるので、学生たちが積極的に書き込みながら意見交換をしていました。
最後に学生リポーターお二人のナレーションの録音を別室で行い、16:00頃に全ての撮影が終了しました。5分ほどの動画の撮影のために、丸一日かかるのです!この撮影の隙間時間に私たちは、学生インタビュイ、東進TVのスタッフにインタビューを行いました。動画では見られないみなさんの意外な一面が見られましたよ!
インタビュー
徳田美妃さん B類音楽専攻3年生
今回の東進TVでインタビューを受ける学芸大生として出演されました。
編集部:インタビューお疲れ様でした。なぜ今回の東進TVに出演しようと思ったのですか?
徳田さん:学芸大学の魅力を存分に伝えたいと思ったからです。出演依頼があったので、挑戦してみようと思いました。
編集部:実際に出演してインタビューを受けてみて、どうでしたか?
徳田さん:とても緊張しました!所属する音楽科の自主ゼミで行った、国際学会で発表される演奏ビデオ録画も緊張しましたが、話す姿を録画されることもこんなに緊張するのだなと思いました!
編集部:学芸大学の魅力はどのようなところにありますか?
徳田さん:熱い想いを持っている仲間と一緒に勉強できることが一番です!!音楽科だけではなく他の教科、特別支援、養護教育など学校教育を専攻する学生から、社会教育、博物館、図書館、カウンセリングなど教育支援を専攻する学生まで、さまざまな人たちと一緒に授業を受けることは視野が広がって刺激になり、私にとってはとても勉強になります。
編集部:受験生に向けて一言お願いします。
徳田さん:学芸大学は、教育に関する専門的な講義や、課外活動では教育系のサークルが多く、教育を学びたい人にとってはとても充実した環境です。理論も実践もどちらも学びたい人にはぴったりの大学です。ぜひ一緒にここで学べたらと思います!
インタビュー
小森史香さん E類多文化共生教育コース4年
徳田さんと同じく、東進TVにインタビュイとして出演されました。
編集部:インタビューお疲れ様でした。なぜ今回の東進TVに出演しようと思ったのですか?
小森さん:臼倉美里先生(英語科の先生)から推薦されて、やってみようと思いました。
編集部:実際に出演してインタビューを受けてみて、どうでしたか?
小森さん:インタビューされるのは人生初めてで、すごく緊張しました。インタビューを通して自分が大学で学んだことを振り返って、大学での成果を実感することができたので良かったです。
編集部:学芸大学の魅力を教えてください。
小森さん:教員養成大学というと、一つのことしか学べないのかと思いきや、蓋を開けてみたら本当にさまざまな分野があって、総合大学と同じくらい幅広く学べます。そして、いろいろな人と関わることができます。
編集部:小森さんは教育支援コースに在籍していながら、教員免許を取得されたようですが、教育支援と学校教育どちらも学んだからこそ思うことはありますか?
小森さん:教員免許のための学びというと学校現場のことに目が行きがちですが、それ以外にも学校に関わる方たちがたくさんいるということを知りました。地域の方や、日本語支援をする方、企業の方など、学校教育をサポートできる可能性のある人たちがたくさんいます。社会のさまざまな人が、学校教育にもっと関わって教育が豊かになったら良いと思います。
編集部:高校生に向けてどのようなことを伝えたいと思ってインタビューに臨みましたか?
小森さん:教員志望だったら、学芸大学は教員になるためのサポートがとても手厚いので、もちろんおすすめです。一方で教育支援系にも注目してほしいです。今は、学校が地域や社会と連携していくための取り組みがたくさんあって、学外の人たちとの関わりについても学ぶことができます。学校の外から教育を支援することに興味があったら、学芸大学ならではの学び方ができるのではないでしょうか。
インタビュー
岩崎彩加さん 慶応義塾大学法学部1年生
宮坂駿佑さん 慶応義塾大学理工学部2年生
他大学の学生であるお二方が、東進TVのスタッフとして学芸大学を取材してくださいました。
左側が宮坂さん。右側が岩崎さん。
編集部:取材お疲れ様でした。初めて訪れた私たちの大学への印象はどうですか?
岩崎さん:教育系の大学ということで、先生と学生、学生同士の距離が近いような、温かみがあるような印象を受けました。授業を見ても、それぞれが積極的に参加していると感じました。
宮坂さん:キャンパスが広くて自然豊かで気持ちがいいなと感じました。私のいる慶応大学はたくさんキャンパスがある分、一個一個が小さいので…。学芸大学は緑豊かで、虫がいるのもいいですね(笑)。(この日、ウッドデッキで荷物に大きな虫が落ちてくるアクシデントがありました…)
編集部:企画は一から作っているのですか?それとも雛形があるのでしょうか?
宮坂さん:雛形はほとんどないですね。
岩崎さん:大学によって紹介する内容や、切り口が違うので、そういう面では本当に一から作っています。
編集部:たくさん時間をかけているのですね。お二人がされている活動は、将来すごく活用できる経験が多いと思うのですが、実際、仕事に就いたときに、こういう風に生かしたいとかは考えていますか?
宮坂さん:大学の人とメールや電話でやりとりをする点です。社会人になると、社外の方と関わる機会がたくさんあると思うので、学生のうちに大学職員の方や東進TVのスタッフの方たちと関われることは成長につながるのではないかと感じています。
岩崎さん:仕事として事務や連絡を通して、大人と関われることは、他の学生よりも早くから経験ができているのではないかと思います。
編集部:東進TVは高校生向けのメディアということですが、高校生に大学の魅力を伝える上で、意識していることはありますか?
岩崎さん:高校3年生よりは、高校1・2年生向けのメディアだということを意識しています。
宮坂さん:大学の研究内容は難しく、普通の人が聞いて「?」となりやすいです。それを高校生、ましてや中学生でもわかるレベルにして伝えやすくすることは、最初の段階から意識しています。
(学生の学年はインタビュー時の学年です)
<取材を終えて>
東進TVの撮影現場に潜入取材をしてみて、動画撮影の大変さを第一に感じました。あらかじめ台本を用意したり、何度もリテイクしたりと、準備にも実際の撮影にも、とても時間がかかるものなのですね。また、edumottoとして自分自身でインタビューをすることで、学生の皆さんの無限大のエネルギーを感じることができました。学芸大学は教員養成大学として知られていますが、教員以外の道へ進む人もいて、さまざまな夢や考えを持っている人たちがいる大学なのだと、今回の取材を通して感じました。大学は違いますが、東進TVのお二方も、学外活動を行っているということで、さまざまなお話を聞くことができて、とても興味深かったです。この記事で、学芸大学の魅力をより知っていただけたら幸いです。
ぜひ、東進TVの動画もご覧ください!
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文/末武明子
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